イチロー選手と愛犬「一弓くん」

昨日、イチロー選手が現役引退を発表されましたね。

平成の終わりを象徴するかのような歴史的な日。

かぶりつくように私も野球好きな主人と⚾️一緒に、引退会見の生中継を見ていました。

イチロー選手の会見での、宝石のような言葉の数々、そのお人柄、そしてその輝かしい功績については、野球に詳しくない私は何にもお伝えできないのですが、、(ただただ、かっこいいなあ。同じ時代に生きていて生で会見を見れて良かったなあ。としびれながら見ていました)

記者から奥様についての質問をされた時のこと、、、

奥様に対する感謝のコメントをおっしゃったあと、こう続けられました。

「それと一弓ですね。我が家の愛犬ですね。柴犬なんですけれども、現在17歳と7か月。今年で18歳になろうかという。

さすがにですね、おじいちゃんになってきて毎日フラフラなんですけど、懸命に生きてるんですよね。その姿を見てたら、それはオレ、頑張らなくちゃなって。これはジョークとかじゃなくて、本当に思いました。懸命に生きる姿。

2001年に生まれて、2002年にシアトルの我が家に来たんですけど、まさか最後まで一緒に、僕が現役終えるときまで一緒に過ごせるとは思っていなかったので、これは大変感慨深いですね。

ほんと妻と一弓にはもう……感謝の想いしかないですね。」

、、、。

そう。一弓(いっきゅう)とはイチロー選手の愛犬のことなんです🐕

以前テレビにもイチロー選手と一緒に写っていました。

可愛いくて、とても綺麗な柴犬だなあ!と思ってすごく印象に残っていました。

なんと、現在17歳(もうすぐ18歳)

まだイチロー選手と一緒に、長生きしていたんだあ!とすごくびっくりしました。

中型犬の寿命は13〜15歳くらいかなあと思うので、17歳ってすごく長生きなんです。

イチロー選手の一言ひとことから、一弓ちゃんへの深い愛を感じ、涙が出ました。

イチロー選手はとても一弓ちゃんを可愛がっていて、シアトルから、ニューヨークに移籍した際こんなコメントを残しているんです。

「唯一の問題は、愛犬である柴犬・一弓(イッキュウ)がニューヨークでの生活に慣れていないこと。彼は(シアトルの)緑がいっぱいの環境で育った。今は高層ビルと騒音に囲まれ、凄くストレスがたまっている」

そして、一人でニューヨークに住んだ時期には、愛犬と会えなくてさみしいとおっしゃっていたんだとか。

奥様のお名前が弓子さんなので、お互いの一文字を取って、一弓と名付けたのかな。と思います。

我が子同然心から愛してケアをしてきたんだと思いました。

イチロー選手の言葉一つ一つから一弓ちゃんへの深い愛を感じたのですが、、

イチロー選手がおっしゃったこの一言。

「いま17歳と7ヶ月。」

これすごいなあ!って思いました!

一般的に、自分の愛する人の年齢って覚えているのは思うのですが、、〇〇歳と〇ヶ月。

この正式な月齢を覚えているってすごいなあと思ったんです✨

みなさま、愛する奥さんの年齢、〇〇年と何ヶ月ってパッと答えられますか?!

もしくは愛犬愛猫のこと。答えられますでしょうか?

これ、普段から考えてないとパッと言えないなあって思ったのです。

そして、その子の年齢に対して特別な想いがないと言えないから。です。

私の猫ポジ🐈は捨て猫だったので、推定3歳と11ヶ月かな、、正式な誕生日はわからないのですが、誕生日がわかっていても、人に話す時にそんな風に表現はしないと思うんですね。

おそらくイチロー選手は、一弓ちゃんがいま17歳と〇〇ヶ月だ。ということを常に思ったり、ご家族で話されてるんじゃないかとそんな気がしました。

それは、きっと一弓ちゃんが来月も来週も、もしくは明日も生きていることが当たり前じゃない。そう捉えているからだと思います、、、、

赤ちゃんを育てる友人のブログを見たりすると、今日で1歳と〇〇ヶ月って言葉を聞いて、あーほほえましいなあ❤️って思ったりします。きっとそのお母さんもその子の毎日を指折り数えているのだなあと感動したりします。

でも私は主人の年齢を〇〇歳と何ヶ月。と数えたことはないし、笑 きっとわたしの親も私の年齢をいま何ヶ月目〜とはすぐ分からないんじゃないかな。

いつのまにかその人が生きてそこにいるのが当たり前になっててしまってるのかも。

イチロー先生が、一弓ちゃんを表現した、17歳と7ヶ月。という言葉に、一弓ちゃんとの当たり前ではない毎日を大切に大切に過ごしている。そんな想いが伝わってきた気がしました。

そして、アメリカでの野球人生をずっと一緒に過ごしてこれたことに感謝されていて、その言葉にもじーんときてしまいました✨

わたしの周りには本当に素晴らしい経営者さんたちがいらっしゃり、お話しをするとご自身の愛猫や愛犬を深く愛している方々が多くて感動します✨

おそらく一流の方は、その専門分野で一流なだけではなく、

他者を愛したり尊重することへも一流なんだなと思います。

そしてそれは人だけではなく、違う生き物であるペットに対してもそうなんだと思います。

イチロー選手の会見での言葉を聞いてそんな風に思いました✨




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